2005年5月

 東京の「大琉球展」から戻ってきました。3月並みの気温だったとかで、とても寒く感じました。
 東京に住んでいたこともあるのですが、26年ぶりということで、浦島太郎になっているだろう思っていました。ところが意外とすぐに慣れ、満員電車に乗っては、OL時代を懐かしんだりしていました。
 でも、みんなの歩くスピードには、ついていけませんね。 沖縄の人間は、ゆっくり歩きます。

 沖縄は梅雨です。雨降りでも決して冷えることはなく、蒸します。一般的な旅のシーズンとはいえませんが、「織り」 に関しては、ベストシーズンになります。
 芭蕉布に用いる糸は切れやすく、乾燥に弱いのです。ですから、湿度の高いこの季節は大歓迎なのです。機の音を途切れさせず、織り続けることができます。乾燥を避けるため、 織るときは真夏でもエアコンを使いません。湿気のないサラッとした空気では、サラッとしているのが特徴の芭蕉布を織れないという、妙な巡り合わせです。
 
 今年は、トウモロコシの畑を増やしました。あと1ヶ月もすると、毎日食事代わりに食べれるほど豊作になる―はずです。虫や台風や高潮で一気にダメになることもありますが、 そのときはそのとき、天を恨んでオシマイです。
 日々の作物の成長を見るのは楽しみです。東京から帰って久しぶりに畑に立つと、播いたオクラはしっかり発芽し、セロリは太くなり、ピーマンの緑が輝きを増し、トウモロコシはぐんと伸びていました。いずれ食べてしまうので、わが子には喩えられませんが、本当に可愛いのです。
 そうそう、バナナの実もつき始めました。2回目です。外国産のバナナよりふたまわりほど小さな実ですが、本数は半端じゃありません。台風前に、なんとか収穫できるといいのですが。
 収穫後は、朝昼晩バナナを食べまくりです。それでも追いつかず、おすそ分けしています。はたして、今年は‥。

 天の神様、恨まれないよう、天候管理をしっかりお願いいたします。


       トウモロコシ
手前が我がシーサイドファーム        セロリ

2005年4月

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