2005年 6月
 「芭蕉布こもれび工房」は森山冨士子が責任者ですが、実はファミリー総出の家内生産システムをとっています。
 ウー績み(糸繋ぎ)は、86歳の母に手伝ってもらいます。バッグ、キーホルダー、ストラップといった小物の加工は、妹が担当です。畑の手入れは、姉と一緒にやっています。力仕事となると、ツレアイの出番です。私たち家族全員で「芭蕉布こもれび工房」ということになります。
 この「木洩れ日だより」も個人ではなく、家族連合体の「こもれび工房」として書いています。

 さて、6月後半の沖縄は、一年で一番暑い季節です。台湾を横切る北回帰線の真上を太陽が通ります。ここ沖縄にも、頭上から容赦なく太陽が照りつけます。昼間、自分の小さな影が、サンダルで隠れてしまいそうです。島中、日陰というものが見あたりません。

 太陽がちょうど宮城橋の向こう、東シナ海に沈みます。あたりが完全に暗くなるのは8時前なので、畑仕事もゆっくりです。畑が陰になった頃を見はからって、長靴に履き替えています。収穫した野菜は1時間以内に、夕食として食卓に出されています。
 
 たまには夜空を眺める程度の余裕はあります。堤防の上で寝っ転がって見るのが一番です。白鳥座、織り姫、彦星といった「夏の大三角」が、天の川をはさんで綺麗に見えます。
  「こもれび工房」のお気に入りは、その近くにある「いるか座」です。都会の明るい夜空、よどんだ空気のもとでは、見つけることは難しいと思います。本当にドルフィンが跳ねているように見えるんですよ。
 この夏、素敵な場所と素敵なシチュエーションのもと、この愛らしい星座を見つけてみては、いかがでしょう?


2005年5月

2005年4月

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